還暦祝いの花束
- 2014年08月24日
- カテゴリ:ギフトアレンジメント
年に一度のバースデーは、誰にとっても特別な日ですが、60才以降は、長寿のスペシャルバースデーがあります。まずは、生まれた時の干支が還ってくるという「還暦」。赤いちゃんちゃんこを贈る習慣がありますが、今の60才は、とても若々しいので、ちゃんちゃんこは要らないという方も増えています。今日は、先日、お母様の還暦祝いに、受講生の方が贈られた、赤い花束をご紹介します。
美絵さんの作品です。美絵さんのお母様も、やはり、ちゃんちゃんこは、却下されました(笑)。三人姉妹で考えたプレゼントに、手作りの赤い花束を添えてお祝いすることにしました。真っ赤なバラと、少しニュアンスの違う赤いアスターを合わせました。おめでたいゴールドの和紙はリバーシブルで、内側が高貴な紫色です。暗くならないように、白い和紙を、もう一枚添えました。焼き肉屋さんで、お祝いする間、テーブルに立てて飾りました。
ラッピングペーパーを取れば、こんな感じです。周りにレモンリーフを入れて、まあるく仕上げているので、お家に帰ったら、そのまま花瓶に飾ってもらえますよ。
還暦の後は、以下のような長寿祝いが続きます。
★70歳・・・唐の詩人・杜甫の詩に、「70年生きる人は、古くから稀だ」とあることから、「古稀」と言われています。
★77歳・・・「喜」という字の草体が、七十七ににているので、「喜寿」と言われています。
★88歳・・・「米」という字が、八十八に分解できるので「米寿」と言われています。
★99歳・・・100歳まであと1年なので、「百」という漢字から「一」を取ると「白」になるので、「白寿」と言われています。
★100歳・・・文字通り「百寿」と言われたり、「上寿」や「紀寿」などとも言われています。
100歳以降は、毎年お祝いすることが多いようです。
お花を贈る場合は、還暦以外でも、おめでたくて元気が出る赤は、オススメです。オレンジ色や黄色なども、前向きになれる色なので、ゴールドなどと合わせるのもいいでしょう。長生きのお祝いなので、ますます元気になれるように工夫すると喜ばれます。親しい方なら、お好きな色や、お好きなお花を贈ってあげるものいいですね。