NFDフラワーデザイナー検定1級試験課題
- 2014年06月14日
- カテゴリ:フレッシュフラワー(生花)作品
NFD(日本フラワーデザイナー協会)のフラワーデザイナー資格には、3級・2級・1級・講師などがあります。今日は、1級資格を目指して練習中の麻美さんの作品をご紹介しましょう。
1級の試験課題に指定されている「絵のような」というテーマです。フラワーアレンジメントは、17世紀のヨーロッパで、貴族に雇われていた画家たちが、書き貯めた季節の花のスケッチを参考に、頭の中で活けて描いたのが始まりだとされています。当時は、園芸技術が発達していなかったので、お金持ちの人達は、家に花の絵を飾って楽しんだようです。その絵を、逆に生花で再現しようという試みです。今が旬の芍薬(しゃくやく)と、百合、大輪のガーベラで、華やかに仕上げました。
検定試験の実技試験では、「アレンジメント」と「ブーケ・花束」の2作品を制作します。「ほぐれた装飾的花束」というテーマの花束です。スプレーバラとスプレーカーネーションに、ブプレリウム、アイビー、ゴッドなど合わせました。
今回は、初挑戦の課題を、同じ日に2作品受講されました。2人の小さなお子達を育てながら、会社にも復帰された麻美さんは、とってもがんばりやさんです。優しいご主人に応援してもらいながら、ぜひ1級を取得してくださいね。
タグ:NFD, フラワーアレンジメント, フレッシュフラワー, 花束