秋色のシュトラウス(花束)

日本で「花束」といえば、特別な時に贈るイメージがありますが、ドイツのヨーロピアンスタイルでは、束ねて造形することを「シュトラウス」と呼んで、アレンジメントと同じように、インテリアとして飾ります。もちろん、プレゼントにも用いますが、日本のような華美なラッピングペーパーやリボンなどは使わずに、ナチュラルな印象の作品が多いですよ。

花束 生花 フレッシュフラワー ヨーロピアンスタイル

奈帆さんの作品です。画像では、分かり難いのですが、吸水性スポンジを使わずに、花を束ねたものを、花器に入れています。この花束の特徴は、木枠を使っていることです。ドライの柳の枝で、正方形の枠を作り、四隅をラフィアで飾りながら留めました。

メイン花材のオレンジ色のバラ、スプレーカーネーション、黄色のガーベラは、それぞれかたまり的なグループにしました。ダークな色のセダムとピペリカムを合わせると、秋らしい色彩になりますよ。ゴッドやミントなどを加え、木枠と一体化させるように束ねて、ナチュラルな作品に仕上げました。

ダイレクトにお水が吸える花束は、スポンジを使った作品よりも日持ちがいいのも嬉しいですね。透明な花瓶や、浅い水盤などに飾って、スパイラルの茎を見せてもキレイですよ。

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