幸せをバトンするブーケ
- 2014年03月09日
- カテゴリ:ブライダルブーケ
先月からスタートした「ウエディングフラワーコース」の第2回目レッスンでは、ブーケトス用のナチュラルステムブーケを作ります。結婚式を終えて、教会から出て来た花嫁さんが、ブーケを投げるシーンは、女の子の憧れです。それを受け取った独身女性が、次の花嫁さんになれるという言い伝えは、あまりにも有名ですね。
愛さんの作品です。トス用のブーケにも、いくつか作り方がありますが、このコースでは、ナチュラルステムに束ねる手法を学びます。手の中で、まあるく束ねる花束は、慣れるまで結構難しいのですが、頑張って完成させました。
花嫁さんのベールを思わせるチュールと、サテンのリボンでラッピングすれば、可愛いトスブーケの完成です。難しいリボンワークも、マスターしましたよ。今日は、投げる予定が無いので、夕食の約束をしているお友達にプレゼントするそうです。
ラッピングする前の姿は、こんな風になっています。お花の茎を、スパイラル状に束ねています。ペーパータオルなどで保水をして、ビニール袋で防水をしてからラッピングすれば、しばらく持ち歩いても大丈夫ですよ。ガラスの花瓶に飾ると、キレイで長持ちします。
その昔ヨーローッパでは、花嫁のブーケは縁起が良いとされて、ブーケ欲しさに花嫁さんが襲われる事態が発生したため、危険なので投げるようになったとか。本当は、挙式で使用したブーケを投げていたのですが、ブーケホルダーを使用したり、プリザーブドフラワーのブーケを保存したりするようになった昨今では、投げやすいトス用のブーケを別途用意するのが定番になっています。
数年前から、ブーケトスの代わりに、披露宴パーティーで、ブーケプルズをする花嫁さんも増えてきました。ブーケを投げる代わりに、リボンをつないでおいて引っ張る抽選形式です。このようなナチュラルステムのブーケは、ブーケプルズで差し上げても喜ばれますよ。ステキなブーケで、幸せをバトンしてあげてくださいね。