蘭のシャワーブーケ

亜熱帯化しつつある日本では、生花の日持ちが気になります。かつては、7月と8月の2ヶ月ぐらいを乗り切ればよかったのですが、ここ数年は、9月に入ってからも注意が必要ですね。生花のアレンジメントは、なるべく冷暗所に置いて、お水をたっぷりあげてください。

フレッシュフラワー 蘭 シャワーブーケ 

こちらは、奈帆さんが練習で作ったフレッシュフラワーのブーケです。「アランセラ アンブラック」というワインレッドの蘭を使っています。細い花びらが、シャープでモダンな雰囲気ですね。洋ランの原種の原産地は、熱帯・亜熱帯なので、暑さに強いお花が多く、夏にオススメの花材です。

ブーケの形は、シャワーブーケといって、噴水みたいにセンターから放射状にラインが広がるデザインです。シンプルで大人っぽいドレスによく似合いますよ。アイビーとルスカスを合わせて、大人なイメージに仕上げました。シャワーブーケは、「幸せがシャワーのように、絶え間なく降り注ぐ♪」なんて願いが込められています。本番の挙式でなくて、練習なんてもったいないですね。ブーケホルダーを使っているので、たっぷりお水をあげて、お部屋に飾って下さい。幸せが降り注ぎますように!

デンファレなど蘭の仲間は、浴衣のヘアオーナメントとして夏祭りに付けて行っても枯れないぐらい暑さに強いですよ。暑い季節、一度お試し下さい。パーティーのコサージにもおすすめです。

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