大阪のフラワーアレンジメント教室。プリザーブドフラワーやブーケなどのレッスンも実施中! !　

今から約５０００年前、エジプトの人々は、既に花を暮らしの中に
取り入れていたようです。それは、壁画などの歴史遺産から
うかがい知る事ができます。当時は、ロータスの髪飾りや
花のネックレス、葬儀用のリースなど作っていました。

２００６年１月、大阪の大丸ミュージアムで開催された
「古代エジプト展」は、ご覧になりましたか？
「トト神に供物をささげる王のレリーフ」には
確かにロータスの花束が描かれています。感動！

まだ当時は、家庭にアレンジメントを飾った証拠は無いそうです。

リース、ガーランド（花や葉を連ねる技術）、
月桂樹の冠などが作り、飾っていたようです。
現在のフラワーアレンジメントの起源とみられています。
２００４年のアテネオリンピックでは、オリーブ冠が
メダリストに贈られましたね。

ポンペイ遺跡の壁画などから、ガーデニング技術の誕生が
うかがえます。当時の人も、花を楽しんでいたようですね。

この頃から、室内に花を飾るようになりました。
お金持ちは、庭で育てた花を、日常的に取り入れました。

オランダ、フランドル絵画などにフラワーアレンジメントが
登場します。それらは、実際にアレンジメントを
したものではなく、顧客であるお金持ちの庭に咲く
四季の花をスケッチしておいた画家は、
頭の中でアレンジして描きました。

１７Ｃ後半には、職業としてのガーデナーが誕生します。

花や葉物、枝物など、さまざまな花材を使い
また、さまざまな場所に装飾されるようになりました。

花が商品として小売され、ブーケやアレンジメント
の デザインも豊富になってきます。

日本では、明治時代の文明開化で、
フラワーアレンジメントが紹介されました。

２０世紀前半には、ドイツやアメリカで花の学校が設立、
１９５４年アメリカで吸水性スポンジ「オアシス」が誕生！